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healing salon::feliAの活動記録。

自然農と手づくり循環生活講座in山梨レポート☆2月版1日目

月に1度のお楽しみ〜☆

山梨での自然農講座の2月版のレポートです。
冬季は農作業もお休みなので、先月からは屋内での手仕事講習が
メインになってきております。

そして今回は、私が一番楽しみにしておりました、綿の糸紡ぎ♪



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冬の山梨は本当に美しいですね〜☆

今回は、外部講師の方をお招きしての講座。
「ガンジーに学ぶ、自分の手で紡ぐ未来」というテーマでのお話から
スタートです。
↓この図解だけでも、大体伝わるものがありますけれど…

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そもそも、ガンジーと糸紡ぎにどういう関連性があるのかということですが、
当時のインドを植民地化していたイギリスの支配に対する
抵抗の意志として、イギリス製の衣類を捨て、自らチャルカで紡いだ糸を織った
衣服(カディー)を来て、独立運動の行進に参加しよう!というムーブメントに
由来しているそうです。

自分で織ったカディーを着ていないと、独立運動の行進に参加する事を
ガンジーに認めてもらえなかったといいます。
糸を紡いで織るという作業は、大変な根気と忍耐力を要するので、
それができるくらいの人間であれば、独立運動の行進に参加する根性も
備わっているだろう、というのがガンジーの考えだったようですね。

以下、講義のポイントをちょっとまとめます。

--------------------------------------------------

・ガンジーにとっての「暴力」というのは、
 単に力や武器で相手に危害を与えることだけではなく、
 弱者を犠牲にして、強者が贅沢をすることも含む

・その意味で、「機械」は暴力の根源である、とガンジーは唱えた。
 機械は大資本家だけが持ちうる物。機械が進歩すれば、人手が要らなくなる。
 そうなると、職場は椅子取りゲームになっていく。賃金も下げられ、
 不利な条件で働かされ、労働者の立場がどんどん弱くなっていく。
 結果、労働者に豊かさをもたらされることはない。
 チャップリンは、当時ガンジーと対面しており、ここから
 映画「モダンタイムズ」の発想が生まれた。

・そして現代は、もうモノがあふれており、リストラが増え、
 賃金もどんどん下げられている。今の日本は、当時のインドさながら。
 それに対する策は、「必要なものは、自分たち自身の手で作れば良い

農作業に携わることは、自然界の摂理に目覚め、人間性を回復することである

知的労働でもって、肉体労働の代替にしてはならない
 「自分はホワイトカラーだから、肉体労働はできない。だからせめて、
 農家さん達、手仕事の作品を買うことによって支援しよう」という考えは
 許されるものではない。
 お金のやりとりでは、肉体労働の大切さを理解する事にはならない。
 農村の人々の苦労を知る事無く、彼らの立場を追いやっている。

・その野菜を買うお金を手にするために、あなたはどんな仕事をしているのか?
 お金になるならどんな仕事でもいいということはない。
 少しでも、生命を育む方法で、自分の得意なことを、捧げなさい。
 職業とは、使命である。
 はたらくとは、「はた(傍)」を「らく(楽)」にすることである

・どんなに便利な社会になっても、やめてはいけないことがある。
 それは、手仕事。自分で管理できるだけの量を栽培し、丁寧に作る。
 手づくりには愛着が湧くから、丁寧に扱うようになる。それが真のエコ。
 みんなで手仕事をすれば、工場の電気は止められる
                             などなど。
-------------------------------------------------

そんなお話の後は、皆で意見交換&気付きシェア。

明日からこうした手仕事生活に切り替えていくのは難しいが、
自分に出来る範囲で地道にコツコツ始めていくしかない、という感想や、
日本版のアシュラム(役職をボイコットしたときの受け皿となる施設)を
作っていったらどうか…といった提案、その他…が出ました。


私個人の感想としては…
(以下、長くなりますのでスクロールで読み飛ばし推奨)

ガンジーの提唱する、手仕事の社会は個人的にとても共感できますし、
賛同の立場です。
ただ、こうしたスローライフな社会をみんなで実現させていくことを
考える時に、忘れてはいけない視点があると思うんです。

1 既に持続可能なスローライフを楽しんでいる人
2 学びの途中の人
3 これから学びたいと思っている人
4 やってみたいと思いつつ、なかなか行動に出られない人
5 興味はあるけど、まあ機会があれば…という人
6 全然興味ない、自分には無理だわ、と諦める人

この1から6までの段階層のうち、
意識が一番進化しているのは何番の人か?と考えてみたとき、
私は、「この人!」というのは選べないと思います。
みんながみんな、それぞれの人生の学びの途中なんです。

どこでどんな暮らしをしていても、
「心を学ぶ、心と向き合う」という宿命は一生続いている訳で、
既に自然と調和した暮らしを実践している人も、
都会でビジーライフを送る人も、
学んでいる内容のジャンルが違うだけ。
ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、
聖も俗も、すべての要素が、人間にとって必要な学びです。
「上等な学び」「下等な学び」なんて区分けはないんですよね。
(但し「自分の良心や愛に沿った生き方をしていること」が大前提ですよ☆)

みんなが違っていい。
ひとりひとり違うから、助け合える。
「お互いさま、おかげさま」な精神を、持ち続けたいと私は思っています。

とはいっても、共に生きていく「社会」の持続性を考えた場合には、
ある程度のベクトルは同じくして、足並み揃えて歩んでいかないと、
共倒れしてしまいますよね。それを、311の震災が教えてくれました。

そして、これから目指すべき時代の方向性、というものについて話し合う時、
「理想」や「目標」を論じるのは大いに良いことだけれど、
そこに気をつけなくてはならない落とし穴があると、私は感じています。

その「落とし穴」にはいろいろなタイプのモノがあると思うんですけど、
まず主な1つには、1つの理想郷となるような「完璧な」ビジョンを描いて、
それに向かって邁進していくという行動パターンは、万が一それが失敗した場合に、
大きな自信喪失→セルフイメージのダウンに繋がるということ。
では逆に、成功した場合には?
今度は「もう夢を叶えてしまったから、もうやることがないなぁ」という
虚無感と退屈とが、その人を襲うということです。

理想に向かって頑張る事が良くないと言っている訳ではありません。
ただ、完璧主義に100%の理想を目指していこうとすると
そういう傾向に陥りやすい、ということです。
巷では、成功法則のビジネス新書が数年前から流行っていますが、
そうした「達成感」頼みの人生は、物質世界から見た時には華やかに映っても、
精神世界の見地から見ると、実は結構リスキーな綱渡り状態です。

そしてまた、「持続可能なライフスタイル」の在り方というのも、
まだゴールは見えていないと感じています。
時代とともに、移り変わっていくのがこの世の常。
今は、スローライフが必要とされる時代ですが、
近い将来に、そのスローが浸透しきってごく当たり前の考えになった頃には、
今度は逆にまた少し「ビジー」さが再び社会に必要とされていくという、
流転の法則を永遠に繰り返すでしょう。
これまでの歴史を見ていても、私たちのご先祖は、不器用ながらも、
その陰陽のバランスに翻弄されつつ一所懸命生きてこられたわけで、
この先の未来がどうなるかなんて、誰にも分かりません。
ましてや、地球は人間だけのものではありませんから。
自然界が何を考え、何を望んでいるか?
鉱物、植物、動物たちetc.の総意も、尊重していかないと。

頭でっかちなエコ活動だったり菜食主義だったりが、
逆に自然界の総意を無視している場合もあることを、
私たちはもっと知っていく必要があるんでしょうね。

(「自然界の総意って一体何よ?」という方にはまた別途、
  feliAの個人セッションなどの機会でお話しできればと。。)

だから、70%くらいの理想達成を大雑把に設定しておいて、
あとの30%を未知数の未来へ向けた「変化の余地」として残しておく。
力を抜いて、柔軟に楽しんでいくのがいいんじゃないでしょうか。

とまあ、そんな私個人の考えもきっと、
時代とともに変わっていくでしょう。笑

うん、なんか訳の分からない事を長々と綴ってしまいましたけど。笑

でもね、何はともあれ大切なのは、
その人の「心の在り方」なんですよね。
良心に背かない生き方をしていれば、自ずと、行動も伴ってくるはずですから。

私はとりあえず今年は、「7割の本気」と「3割の余裕」を、
うま〜く運用していきたいと思っている次第です☆
まずは、プロセスを大いに楽しまなくてはね♪





閑話休題。
この後、チャルカによる糸紡ぎの練習。
まずは講師の方のお手本を見せていただくことに。

インドから直輸入の、コンパクトなチャルカです。

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種とりした綿を、カーディングして、ローラッグ(篠)の状態にしたものから、
手で15cmくらいよっていきます。
このカーディング一連の工程は、布団屋さんに綿を持ち込めばやってもらえる
そうですが、2kg以上ないと受け付けてもらえないそうなので、、
自宅の庭で摘んだ綿を紡ぐ分に関しては、カーダーを買って
自分でやった方が良さそうです。。

カーダーは、アシュフォード社のものが一番有名ですが、
私はこちらから、カーダーを買いました。
値段も手頃ですし、手づくりのお道具ということで
使いやすい工夫がされていてお薦めです♪

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篠を手にもち、端から10〜15cmくらいを手でよって、

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棒に巻き付けてセット。

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講師の方の鮮やかなお手本。

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鮮やかすぎて、撮影収録不可能です。

受講生一同(充枝含む)の
うわ〜自分には無理…」的な心の声がこだまする…笑



き 気を取り直して〜!

みんなでお風呂に行って、お楽しみの晩ご飯です☆

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今日のお献立。
私の好みだらけの品々で嬉しいです(至福)

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どのおかずも美味しいです(いつもの事)
そして今回も食べ過ぎました(いつもの事)

本当にいつもいつも、美味しすぎるご飯をありがとうございます☆



さて、夜から糸紡ぎ本番です。

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もう一度、おさらいでお手本チェック。

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自信は無いけど、とりあえず自分でもやってみる。

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糸が切れてしまいそうで、糸を引く左手がビクついています…
ゆっくり、ゆっくりと、糸によりがかけられていくのを確認しながら、
左手を引いていきます。
力が入ってしまうと、糸は切れてしまいます。

力を抜いて、程よくリラックスした状態で…

あ、これって太極拳の「放松」の極意と同じだ〜
「放松(ファンソン)」=リラックスって、人生の生き方にも、武術にも、糸紡ぎにも
共通の極意なんだな…などとしみじみ体感しながら、9時近くまで、悪戦苦闘。。

「放松が大事」と分かっていながらも、やはりどこかに力が入ってしまい、
よってもよっても切れに切れまくる糸。
果たしてこんな調子で紡げるようになるのか…

2日目に、続きます♪
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